つくりびと紹介

つくり人 森田修司

有明海で海苔漁師をしていた森田修司さんが、海苔加工業者になって約十年。
「最近、おいしか海苔ちー、なかとよねえー」というお客さんの言葉から森田さんの『美味しい海苔』の追求が始まりました。
美味しい海苔とは?
漁師がうまいと思う海苔だ!
森田さんは、長年の海苔漁師としての目利きの感を活かし、初摘み海苔のまろやかな旨み、甘みを伝えます。海苔は美味しくないと思っている人の固定観念を払拭し、海苔離れをしている人達にホンモノの味を伝え、ファンを増やしていくのが江の浦海苔本舗の目標です。

海苔は生もの
風味と乾燥状態が大事

「海苔は生ものです。風味が大事。乾燥状態が大事。」森田さんはそう話します。
漁師と加工の両方に携わるからこそ、漁師がとった海苔をいかに迅速に食べてもらうか…にこだわり、また、海苔が痛まない方法とは何かを考え、より新鮮な海苔を提供しています。
海苔は、火を入れて四%から六%まで水分を飛ばし、平たく伸ばしてパリパリの状態にして箱詰めし、海苔の風味が消えない三ヶ月以内に、味付け加工や焼き海苔にします。
「自分が食べて美味しいと納得せんもんは、売りたくない!」それが森田さんのモットーです。

筑後川、有明海の恵み

海苔の生産は筑後川の恵みから成り立っています。筑後大堰がつくられ、水の量が調整されるようになってからは、地域によって海苔がとれるようになりました。
さらに、有明海は風が少なく波がおだやかなため、海苔自身が自分を守るために固くなる必要がなく、まろやかな仕上がりになります 。そうした絶好の環境でつくられた江の浦海苔本舗の海苔は、博多、九州の名産として人気を博し、博多駅の売店『九州恵みの玉手箱』では酒のつまみに、お土産にと買い求めるお客さんが増えています。
「最近おいしか海苔ち、なかとよねぇ」とは「もう誰にも言わせない…。」
森田さんのそんな想いが込められています。

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筑後川、有明海の恵みの画像

塩のり

福岡、佐賀、長崎、熊本と4県をまたぐ有明海は、九州最大の河川・筑後川をはじめ、有数の流入河川を誇ります。阿蘇山や耳納山地、大分の九重連山など、多くの山々から湧き出す水が、森の恵みをたっぷりと蓄えながら、注ぎこんでいるのです。干潮時は何キロも続く干潟が現れ、独自の生き物たちが生息しています。干潟の泥は田畑の肥料として使われるほど栄養を含んでおり、まさに有明海は自然の宝庫、「奇跡の海」と言われています。海の干満差は、最大6m。満潮時、冷たい海水の中で海苔は栄養を生み出します。そして、干潮時には海面に顔を出し、太陽の光をいっぱいに浴びて、栄養とおいしさを閉じ込めます。 「江の浦海苔本舗」の海苔は、旨味も栄養も最大限に残した有明海の味そのものです。森と太陽と海に育てられた、自然の甘みと潮の香りをご賞味ください。

648円(税込)

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会社概要

江の浦海苔本舗
江の浦海苔本舗
〒839-0211 福岡県みやま市高田町徳島320-4

TEL:0944-22-2252
FAX:0944-22-3364

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