つくりびと紹介

つくり人 中野英司

部品として、道具として、商品として活用されている『SING』のシリコーンゴム。
商品製作には、図面や見本があり簡単に完成できるものもあれば、形状から何度も何度も試作や打合せを繰り返し、硬度調整や色合わせ、細かな調整を必要とする製品もあります。
「多種多様な問い合わせに、シリコーンゴムの無限の可能性を感じ、私たちも一緒に成長させてもらっ ています。」
さらに、「『SING』は、長年の工業用ゴム製品の製造で培った技術と知識と経験を活かし、お客様の要望にお応えできるサービスを提供することが使命。」と、つくり人中野さんは話します。

ON THE TOPS

シリコーンゴムは、耐熱性・耐寒性に優れ、人体にもあまり影響がありません。また、酸素や紫外線による劣化にも優れています。SINGではシリコーンゴムに特化した工場だからこそ、配合・混練りにより特別な機能を付与することや、より繊細な調色が可能です。
自社商品『マルチカップ』は、繰り返し曲げ伸ばしに耐え得る引裂き強度と、『和』を意識した色味にこだわり、「日本がつくる製品だからこそ、『和』の良さを表したい」。そんな思いが詰まっています。
『Collection FACTORY』は、工業用ゴムを意識した飾り気のないカラーリングとマットなテクスチャー感。暮らしの中の幅広いシーンに取り入れ易いものになりました。


ゴムの街から誕生

筑後との関わりは戦後昭和十三年、原料ゴムの統制から始まりました。
各メーカーが配給により事業を営んでいた時代、九州における原料ゴム配給の責任者だったつくり人の祖父は、昭和二十三年に更生タイヤ(再生タイヤ)の製造工場を設立。生産品も更生タイヤから履物関係〜工業用品へと様々な合成ゴムを取り扱い多種多様な工業部品を生産。
そんな中、シリコーンゴムの優れた特徴を活かした商品を作りたい…タイヤや靴底等の様に下の方だけでなく、その機能を精一杯発揮している黒いゴム製品を、もっと手元で使ってもらえる商品としてつくりたい…そんな想いから『SING』は生まれました。
久留米において唯一のシリコーンゴムに特化した工場です。

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ゴムの街から誕生の画像

Collection FACTORY

シリコーンの生活用品ブランド「SiNG」の第一弾は、手に触れてシリコーンの特性を体感しやすい事からデスクトップツールを開発しました。
工業用ゴムらしい、飾り気のないカラーリングとマットなテクスチャーが合わさることで、今までのシリコーン雑貨以上にオフィスや暮らしの中の幅広いシーンに取り入れやすい質感になりました。
これからもシリコーンの特性を生かした、生活に必要なプロダクトを開発して参ります。

会社概要

SING
株式会社SING
〒818-0115 福岡県太宰府市内山956-1

TEL:092-555-2338
FAX:092-555-2358

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